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川田の単勝1.1倍を13万買って外した話 〜ホットミスト事件〜

ホットミスト事件。

 

これまで散々ギャンブルで負けてきたが、

その中で最も深い傷を残した敗北。

 

レースは2019年9月8日阪神競馬場1R。2歳未勝利戦。

 

ホットミスト。

 

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前走の新馬戦は1着馬と差のない2着。3着以下とは7馬身差。

 

そしてこのレースに出走する他の馬は全て前走大敗。

 

加えて騎手は日本人No.1ジョッキーの川田。

 

当然圧倒的1番人気。単勝1.1倍。

 

単勝1.1倍というのはそれほど珍しくはない。

 

ただホットミストはただの1.1倍ではなかった。

 

2番人気が28倍。

 

過去10年で2番人気が20倍以上は3例しかない。

 

そしていずれも1番人気が大差で勝利している。

 

データ的にも間違いない。全ての条件が揃った。

 

その日の資金13万を投入することに迷いはなかった。

 

レースがスタートし、ホットミストはすんなりとハナに立つ。

 

もうその時点で勝ちを確信した。能力差のあるレースで前につけた時点でもらった。

 

しかし、直線に入るあたりから明らかに手応えが怪しくなり、後退。

 

吐き気がした。

 

結果、3着。

 

1着は2番人気、単勝28倍の馬だった。

 

レース後の川田ジョッキーのコメントではどうやら熱中症だったようだ。

 

競馬に絶対はないのはわかっている。

 

あのアーモンドアイですら有馬記念で大敗した。

 

それでも、なぜ、

このタイミングでそれが起きるんだよ。

 

過去10年でもなかったことがなんでこのタイミングなんだと。

 

しかも13万なんて。当たっても1万3千円浮くだけだ。

 

そのために13万なんて。しかもこのタイミングで外れるなんて。

 

超ハイリスクローリターンの馬券を買った自分、圧倒的1番人気で負けた馬。

 

言葉にできない感情だった。

 

13万使って100万を取りに行って外したなら納得できる。

 

でも当たってても1万3千円って。

 

このレースは今でもふと思い出して泣きそうになる。

なんて自分はバカだったんだろうと。

 

これからはもう絶対にこんな買い方はしない。

 

その日、川田はもう1頭単勝1.1倍の馬に騎乗した。

 

阪神5R新馬戦。アルジャンナ。

 

今度は1着だった。

 

そのレースでは


1万円勝った。

 

もう絶対こんな買い方はしない。